電気自動車を自宅充電するメリット・デメリット
名古屋の車庫まわり専門リフォーム イー・ボックスの飯田です。
電気自動車の購入を検討している方はクルマの購入にあわせて充電設備を自宅に備えておくといつでも好きな時に充電できて安心です。
今回は自宅で電気自動車を充電するメリット・デメリットをご紹介します。
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自宅充電のメリット
充電の順番待ちをしなくて良い
最近では大型のショッピングセンターやスーパーなどでは必ずと言っていいほど電気自動車の充電ステーションが設置されています。
お買い物のついでに充電できることが最大のメリットですよね。
しかし小規模のスーパーなどではまだ充電設備の設置が1~2台程度のところもあります。地域によっても普及率はまちまちで、まだまだインフラとしては十分とは言い難い部分もあります。
充電したくても先客がいる場合、順番待ちをしなくてはいけません。
また、先に充電していたそのクルマが充電を完了していても、持ち主の方が戻ってくるまで待っている必要があります。
そういった場合でも自宅に充電設備があると順番待ちを気にせず好きな時に充電することができます。
わざわざ充電の為だけに出かける必要もないので便利です。
充電の待ち時間を気にしなくて良い
スーパーなどで充電することが出来ても、今度は充電完了までに時間がかかります。
大規模なショッピングセンターであればお買い物をしていると時間はあっという間に過ぎて行ってしまうかもしれません。
しかし、今度はお買い物に夢中になってしまい充電していたことを忘れてしまうなんてことも…。
通常のクルマの場合ですとお買い物に夢中になっていてもなんら問題はないですが、充電ステーションを利用している場合充電が終わったクルマは速やかに移動をする必要があります。
たまにショッピングセンターなどで充電が完了したクルマの移動を促すアナウンスが流れていたりします。
充電を使いたい他のお客さまが待っていることを考えると、あまり長く置いておくのも気が引けてしまうものですよね…
お買い物途中でも充電が終わる頃を見計らって駐車場に戻ってクルマを移動して、また広い店内を歩いて売り場まで戻って…となると私の場合、また売り場に戻るのが面倒くさくなりお買い物を中断してそのまま帰ってしまい、いなくなることでしょう(笑)
そういった観点では、それ以上無駄なものを買ってしまうリスクが減るためある意味節約にはなるのかもしれませんが…
夜間電力を利用して安く充電できる
充電スタンドで急速充電をすると、車種や充電設備のスペックにもよりますが80パーセントまで回復させるのに30~40分程度かかるとされています。利用するためには当然料金もかかります。
自宅に充電設備を備えていれば夜間眠っている間に夜間電力を使用して、外で充電するよりも安く充電することができます。
外で充電することと比べても、充電の順番待ちや時間を気にせず好きなタイミングで充電することが出来ます。
自宅充電のデメリット
急速充電と比べると充電に時間がかかる
続いては自宅充電のデメリットについてです。
街中の充電スタンドには急速充電設備が備わっていることが多いですが、自宅用の充電設備では導入している家庭のほとんどが普通充電の設備となっています。
普通充電ですと充電満タンまでに何時間もかかってしまいます。
そのためほとんどの方は夜接続して朝まで置いておくといった使い方になるでしょう。
それなら急速充電できるタイプを設置すればいいのではないかと思われますが、急速充電するためにはパワーが必要となりますので高電圧が使えるような電気工事が必要となります。
また充電器本体の価格に加えて機械の設置費用もかなり高額になるため、一般家庭での設置はあまり現実的ではないというのが現状です。
ましてや、ガソリン車よりもランニングコストを抑えるために電気自動車の導入を考えている場合、充電設備にそこまでお金をかけていては本末転倒でよね…。
以上のことからまだまだ一般家庭での充電設備には普通充電での普及が続くと考えられており、充電に時間がかかることがネックとなります。
設置費用がかかる(EV用充電設備が自宅にない場合)
自宅にEV充電用専用回路での充電設備が備わっていれば何ら問題ありませんが、コンセントが専用回路ではない場合、電気工事が必要となります。
※専用回路についてはコチラの記事をご覧ください↓↓
また、コンセントからクルマまで距離がある場合はクルマの近くに独立したスタンドタイプの充電器を設置する必要があります。
電気配線が通っていない場合は配線工事も必要です。
配線工事はコンクリート駐車場の場合には、配線を通す部分のコンクリートをはつって配線を埋める必要があります。見栄えを気にしないのであれば現場によっては露出配線にしたり、また土の中に埋めることができれば価格も少し抑えられるでしょう。
カーポートがあれば雨の日も快適に充電できます
屋根のない駐車場で雨の日に電気自動車の充電をしなくてはならないと考えると…
なんだか少し億劫ですよね。
濡れた充電コードを収納するのにも手が汚れてプチストレスに。
そんなときでもカーポートがあれば天気に関係なく電気自動車の充電をすることが出来ます。
もちろんそれだけではなく、雨の日でもお子さんをチャイルドシートに乗せるときや、たくさんの荷物を出し入れするときなどにもカーポートは役立ちます。
電気自動車の導入を検討している方は充電設備とともに、カーポートの設置をお勧めします!
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